1. 「ははのたね」を一言で表すと「事務企画のプロフェッショナル」
私たちは、システム開発会社ではありません。 私たちは、単なる事務作業の代行会社でもありません。
私たちは、**企業のバックオフィス業務を知り尽くした「事務企画のプロフェッショナル」**集団です。
多くの企業において、バックオフィス業務は長らく最小限の人数で運営されてきました。 その結果、業務のやり方は効率化よりも日々の処理が優先され、以下のような問題が常態化しています。
属人化: 特定の人しか手順や判断基準を知らない。
ブラックボックス化: 業務の全体像や詳細なプロセスが可視化されていない。
こうした状況の中、「少子高齢化による人材の減少」「ベテランの退職による採用・補充の困難」という社会変化が直撃し、「ブラックボックス化された業務が引き継がれない」という問題が、多くの企業で事業継続を脅かす経営課題として表面化・深刻化しています。
私たちは、この深刻な課題を解決するため、日々の事務作業をこなすことではなく、業務プロセスそのものを再設計し、最適化することに専門性を持ちます。
標準化: 複雑な業務を整理し、誰でも実行可能な形に整えます。
属人化の排除: 特定の人しかできない業務(ブラックボックス)を解消します。
再現性の確立: 人が入れ替わっても業務品質が維持される仕組み(ワークフロー)を構築します。
私たちは、上記の「事務企画の専門性」に加えて、現場で使えるデジタル技術を扱います。
AIワークフローによる業務再設計: 生成AIなどを活用し、定型業務や情報処理を自動化・高度化する流れを再設計します。
実務ツールの作成: 現場の「ちょっとした不便」を解消する社内ツールを、ノーコード/ローコードなどを活用し迅速に開発・提供します。
少子高齢化による人員減少は、AIという技術トレンド以上に深刻かつ長期的な課題です。 この時代に組織の生産性を維持・向上させるためには、「① 高い業務スキル(実務知識)」と「② 高いデジタル活用スキル(AI・ツール利用)」を兼ね備えた人材による業務変革が不可欠です。
システム開発会社は、現場の機微(=実務)がわかりません。 現場の実務担当者は、デジタル活用(=AIスキル)や全体最適(=企画)が難しい。
私たちは、単に実務ができるだけでも、AIが使えるだけでもありません。
実務を知り(①)、システム的発想に基づいてAIやツールを活用した企画・設計ができる(②)、「実務企画者」**です。 だからこそ、人員減少という困難な課題に直面するバックオフィスに、最も必要な価値を提供できます。
AIの登場でコーディングが自動化され、少ない人数で高い成果を出すための「要件定義」の質が、これまで以上に企業のバックオフィスの持続性を左右します。 歴史的に見ても、IT専門家が業務を設計するより、実務に精通した人がAIやITを学んでツールを作る方が、はるかに効果的で長続きするツールが生まれます。
私たちは「実務企画者」として、以下の3要素に基づき、人員減少時代を乗り越えるための最適な要件定義を導き出します。
実務の理解: 「今、何が課題なのか(As-Is)」を現場レベルで深く把握している。
弊社メンバーは、バックオフィスの事務領域において、豊富な実務経験を有しています。
企画力: 「どのような形にあるべきか(To-Be)」を全体最適で設計できる。
弊社メンバーは、プロジェクトマネジメント経験を有したメンバー中心となり、広い視野に立ち事務業務を設計します。
システム的発想: システム的な知識に基づき、実務課題の具体的な解決策を見出せる。
弊社メンバーは、前職でシステム開発経験を有しており、システム実装視点に立ちつつ事務の業務フローを設計します。
世の中のコンサルタントは、実務経験がないままデータだけを見て「絵空事」を描きがちです。
しかし、本当の答えは、トヨタの「カイゼン活動」のように、常に「現場」にあります。
私たちは、データや机上の空論からではなく、**現場にある「生きた気づき」**を抽出し、それをAIを組み込んだ最適な業務フローに落とし込むことこそが、企業のバックオフィスの継続性にとって最も重要だと確信しています。
私たちは、現場を知り尽くした「実務企画者」として、絵空事ではない、実務に根差した業務再設計を行います。
私たちは、システム開発の知見も併せ持つため、机上の空論ではない、「人」「AI」「既存システム」の三者を最適に融合させた実効性のある業務フローを再設計できます。
AIを主役にするのではなく、あくまでも「人」が中心となり、その能力を最大限に発揮できる業務フローを構築します。
【わかる】 現場業務の徹底的な理解と可視化
システム開発者が見落としがちな「現場の暗黙知」や「非効率の根本原因」を、実務企画者の視点で深く理解し、可視化します。
【わける】 事務工程を詳細に分解し、役割を再定義する
既存の業務フローを、**「専門知識」と「事務作業」**というレベルまで詳細に分解・仕分けします。
【つなぐ】 「人」が主役の業務フローを再構築
分解した業務を、以下の役割で再構築します。
専門知識 → AIのプロンプトとして組み込み、判断を高速化・標準化します。
事務作業 → ノーコード/ローコードツールで自動化します。
人 → 最終チェックや、AIが対応できない業務の構築・運用を担います。
私たちが業務フローを再設計する過程で生み出す「標準化された手順書」や「AIプロンプト(文字化された指示書)」は、**未来の担当者への最強の「業務引継ぎ書」**として機能します。
作業難易度の低下: 従来は専門家しかできなかった判断業務を、誰もが実行可能にします。
知的資産化: ベテランの頭の中にあった属人化の塊を、企業が何度でも利用できる「知的資産」へと転換します。
少子高齢化による人員減少は、もはや避けられない経営課題です。 この課題に対する私たちの答えは明確です。
「属人化という負債」を、「AIを活用した知的資産」へと転換し、持続可能な業務基盤を再設計すること。
それこそが、「実務企画者」である「ははのたね」が提供するソリューションです。